不当解雇
「『解雇』を学ぶ」のシリーズ第4回目の今回は、「解雇予告制度と適用除外者」についてお伝えします。このシリーズでは「解雇」について詳しく記載していますが、実際使用者が労働者を解雇する場合、どのような方法ですることになるのでしょうか。労働基準…
「『解雇』を学ぶ」のシリーズ第3回目の今回は、「法律以外の解雇の規制」についてお伝えします。解雇は、労働者の生活に大きな打撃を与えるので、シリーズ第2回目「解雇に関する法規制 〜 シリーズ 『解雇』を学ぶ 2 〜」に記載した法令による禁止や制限…
シリーズ第1回目の前回は、「解雇の種類」について記載いたしました。 第2回目の今回は、「解雇に関する法規制」について記載してまいります。解雇は労働者に大きな打撃を与えます。そのため、労働契約法16条では「解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社…
当事務所には,不当解雇についてご相談に来られる依頼者の方が多くいらっしゃいます。 依頼者の方から詳しいお話を聞いていますと、「解雇」の法規制やその他の制限などを詳しくご存知ない事業主の方が多いと感じられます。そのため、解雇理由が客観的に合理…
当事務所のFBにも投稿をしましたが、2015年2月25日(水)に、株式会社ブレインコンサルティングオフィス様が主催するセミナーに、池田弁護士、宮澤弁護士、高橋弁護士が講師として登壇させていただきました。講義内容としましては、「企業側弁護士」と「労働…
前回のブログでもお伝えしましたとおり、私がこちらのブログを引継いで2014年2月14日に1作目を書かせていただいてから、今回で98作目となります。 そこで、98作目から100作目までの3回は、今までの97作の人気の記事のトップ10を、カウントダウン形式でお伝え…
平成26年5月20日より、自動車の悪質危険な運転者に対する厳罰化を盛り込んだ新たな法律「自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律(通称 自動車運転処罰法)」が施行されます。 これまでは、飲酒運転等悪質な運転で死傷事故を起こしても「…
前回からお伝えしている「東芝うつ病事件」ですが、今回は第二審(高裁)の判決について書いていきます。<事件の概要> ある女性労働者が、過重な業務が原因でうつ病となり休職したにもかかわらず、休職期間満了を理由に解雇されたのは不当として、勤務先の…
前回お伝えした「東芝うつ病事件」について、今回は第一審(地裁)の判決について書いていきます。<事件の概要> ある女性労働者が、過重な業務が原因でうつ病となり休職したにもかかわらず、休職期間満了を理由に解雇されたのは不当として、勤務先の会社を…
東芝うつ病事件とは、過重労働からうつ病になって休職したのに解雇されたのは不当だとして、東芝の元社員の女性が東芝に解雇無効や損害賠償等を求めた事件です。 平成26年3月24日に、こちらの事件について最高裁判決が言い渡されました。この裁判においては…
契約社員として採用された人が、契約期間を何度か更新されていたのに突如契約を打ち切られたということを時々耳にします。期間に定めのある契約は期間が満了したら終了するのが原則ですが、有期雇用契約であればどのような場合でも雇止めが自由に認められる…
新卒であっても中途採用であっても、社員を採用した場合に「試用期間」を設けている事業所は多くあります。 「試用期間」とは簡単に言うと、「雇用後の一定期間、能力や適正を見極めるために設定される期間」ですが、事業主と従業員との間で労働契約は結ばれ…
労働契約法16条により、客観的に合理的な理由を欠いていて、社会通念上相当であると認められない場合、解雇は無効となります。 労働契約法 (解雇) 第十六条 解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫…