2014-02-01から1ヶ月間の記事一覧

虚偽のタイムカードを提出!?社労士を書類送検

大阪労働局は2月14日、タイムカードを改ざんして残業代を少なく偽ったとして、大阪にある建築会社の男性取締役と、顧問契約を結んでいた男性社会保険労務士を労働基準法違反で書類送検しました。 書類送検容疑は、平成25年4月26日に労働基準監督官の調査に対…

残業単価はいくら? 〜 自分の「時給」を知る方法 〜

前回まで、3回にわたりシリーズで固定残業について詳しくお伝えしましたが、そもそも「残業単価」はどのように計算をすれば良いのでしょうか。基本的に、残業単価、つまり割増賃金の基礎となるのは、所定労働時間の労働に対して支払われる「1時間当たりの賃…

給与の内訳が変更されたら要注意!〜 シリーズ 固定残業 3 〜

給与の「総額」に変更がなくても、給与の「内訳」を変更された場合は注意をしてください。 その変更は、「不利益変更」である可能性が高いです。では、なにが「不利益」になるのでしょうか。 給与の内訳を変更されることで「基本給」が減額された場合、「残…

「営業手当」は「固定残業代」?〜 シリーズ 固定残業 2 〜

前回の「シリーズ 固定残業 1 <「固定残業代」が支払われている場合、残業代は請求できない?>」で、固定残業制を認められるための原則的な要件を記載しましたが、固定残業代の「名称」で、固定残業制そのものが認められなかった事例もあります。(アクテ…

「固定残業代」が支払われている場合、残業代は請求できない?〜 シリーズ 固定残業 1 〜

「うちの会社は固定残業制で、残業代は毎月の賃金に含まれているから・・・。」と残業代の請求を諦めている方は多いのではないでしょうか。 諦めるのは、まだ早いです!! そもそも固定残業制とは、毎月の賃金の中で一定の時間外割増賃金を固定的に支給するとい…

就業規則ってどんな役割?

残業代の計算をするときに,タイムカードや給与明細が必要となりますが,就業規則も用意していただけると,より根拠のある計算ができます。では,就業規則とはどんな役割をしているのでしょうか。判例によると,就業規則とは,「使用者が労働条件や職場の秩…