2014-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「守ってくれて、ありがとう。」 〜 シリーズ 今日も労基法 3 〜

「何人も、法律に基づいて許される場合の外、業として他人の就業に介入して利益を得てはならない。」上に記した条文は、労働基準法第6条です。労基法の中で、「何人」という言葉が使われているのは第6条のみとなります。全ての人(個人、団体、私人、公人全…

「素直な気持ちで信じていたのに・・・!」〜 シリーズ 今日も労基法 2 〜

先週末の「残業代」関係のトピックは「たかの友梨ビューティークリニック」ほぼ一色でしたね。 こちらの内容ですが、同社の仙台店が仙台労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが8月22日に判明したというものであり、その理由は大きく2つあります。 1…

「あなたの本音が知りたくて。」〜 シリーズ 今日も労基法 1 〜

先日、とある人から「労働基準法の中で一番好きな条文は何条ですか。」と質問を受けました。毎日のように労基法の色々な条文を読んでいる私ですが、そのような視点で条文を見たことがなかったために、その時は回答することができませんでした。 しかし、労基…

雇用保険の加入確認を!

会社を辞めたことのある方で、退職後にハローワークに行って所謂「失業給付」を受給されたことのある方は多いと思います。 皆さんが受けたであろう「失業給付」は、恐らく4週間に1回ハローワークで失業の認定を受けることによって受給できるもので、雇用保…

「有給休暇を取得したのに、『欠勤控除』になっています。」

産経ニュースwestによりますと、大阪労働局は8月8日に、近畿4府県で展開するマッサージ店「Relax」の女性従業員に残業代や有給休暇取得時の賃金を支払わなかったとして、労働基準法違反容疑で、運営会社「リラックス」(大阪市)のグループ会社2社と両社の女…

労働者代表の方!労使協定は内容の確認を!!

「労使協定」と聞くと、「36(サブロク)協定」(時間外・休日労働に関する協定届)が頭に浮かぶ方が多いと思います。実は、「労使協定」は「36協定」以外にもたくさん存在し、その協定の締結でもって法律での規制が免れ、様々な働き方が可能となってい…

40時間?44時間??残業代が変わってきます。

「時間外手当」、「残業代」というと、1日に8時間を超えて働いた場合や、深夜や休日に働いた場合に支払われるというイメージがありますが、実は、法定休日以外などに労働し、1週間に40時間を超えてしまった場合には(1日に8時間を超える部分の時間外を除きま…

最低賃金に注目。

7月29日に、厚生労働相の諮問機関である中央最低賃金審議会の小委員会が、2014年度の地域別最低賃金について、全国平均で時給16円増の780円とする目安をまとめました。 発表された内容によりますと、全都道府県を4ランクに分けてある各ランクの引き上げ額の…